学芸セミナーレポート

農の未来に向け、起業する

TPP問題、自給率の低迷、担い手の不足と高齢化など、先行きの不安が指摘される農業ですが、「おいしくて安全な野菜が食べたい」「自分で畑をやってみたい」と、農に関心を持つ人々は確実に増えています。
このたび『マイファーム 荒地からの挑戦』を出版した(株)マイファーム代表・西辻一真さんと、野菜と一緒に農家の想いを消費者へ運ぶ(株)坂ノ途中代表・小野邦彦さんに、取り組まれている事業などについて、お話を伺いました。
小さな農を支え、広げることを目指すお二人は、起業家としての高い志と、確実に前進する行動力を持っています。そこに、未来の農業が明るくサスティナブルになるという兆しを感じました。

2012年6月14日(木)
学芸出版社

◎参加者のアンケートより
  • とても旬なベンチャー起業家のお話を聞けてとてもおもしろかった。もう少しゆっくり話が聞きたかったです。

  • お二人ともサスティナブル、持続可能というキーワードを使われ、できたものを売るということだけ考えている今の農業の仕組みから持続可能にするには何が必要かと一歩踏み込んだ取組み、考え方が素晴しいと思った。南山城村も農業が主産業、担い手がどことも変わらず不足している中で若い世代が生きられる「農」を考えるきっかけをいただいた。ありがとうございました。

  • 広い視野に驚きました。聞いていて本当に楽しい話でした。来てよかったです。こそこそと田舎に畑を借りてやってますが、もっとがんばりたいと改めて決心しました。

  • 西辻さんも小野さんも高い理念(想い)を持たれていることを感じました。今やることは(これから先に)決められたことをぶち破る!! もちろんビジネスとして確立する。困難に挑戦する。お二人とも5年先が非常に楽しみで、期待します!

  • 参考にしたい点がたくさんありました。

  • 私は現在大学4年生で就職活動中ですが、農業に携わっていきたいと思っています。6次産業は厳しいとおっしゃっていましたが少し複雑でした。

  • とても興味深いお話でした。短絡的かもしれませんが、私自身、農業で起業した新規就農者で、西辻さんのビジネスモデルが拡大しすぎると小さな有機農家の経営が苦しくなる気がしました(笑)。私は6次産業まで行う総合的農業を目指してます。ただしジャムは作りません(笑)。6次産業化の成功例になればと思っています。

  • 楽しかったです。

  • お二人とも量→質という前提をもとに将来を見据えた新たな農業経営の可能性を提案していただいたという印象を受けた。

  • 世の中の新しい動きを知らない中で勢いで新規就農(2012.3~)しました。お二人の取組みに得るところが大でした。世の中を見る姿勢と熱い志、そしてそれらを実現させるための日々のご努力に頭が下がります。今日のお話を励みにして参ります。

  • 以前より就農を考えているので非常に面白い話でした。いま思うのは、農×地域おこしです。そのコミュニケーションがうまく機能すれば、とてもよい地域ができると思います。有機に挑戦する勇気ができました。ありがとうございます。

  • 農業という自然を相手にした難しい分野で絶妙のバランスでビジネス化をされていると感じました。

  • 大変刺激的でした!

  • 本に書かれていなかった西辻さんのお話や、初めて坂ノ途中の取組みについても知ることができて、興味深かったです。お二人の掛け合いも面白かったです。本当に農業の世界が変わっていきそうな空気を感じました。

  • 出身が田舎で、昔から農業は身近なものでした。当たり前に美味しい野菜を食べてこれたことを今になって改めて実感しています。知識等はまだまだ乏しいですが、アグリビジネスというものにとても興味を持っていて、ゼミのテーマとして取り扱ったり、そのようなビジネスを行っている会社に興味があります。今日のセミナーを聞いて、さらに興味がわいたので、これからも積極的に農について学んでいきたいです。

◎関連書籍

マイファーム 荒地からの挑戦

西辻一真 著
四六判・192頁・定価1680円(本体1600円)


◎インタビュー

西辻さんに聞きました「もうひとつのエピローグ」

◎西辻さんのおすすめ本

西辻さんが影響を受けた本、15冊です!


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